今回はS3をストレージとしてEC2へマウントしてみます。
1. ストレージの作成
AWS Management Consoleへ行き、S3を選択します。Create New Storageから、ストレージの新規作成をします。
2. 必要モジュールのインストール
必要なモジュールをインストールします。root # yum install fuse fuse-devel
3. s3fsのインストール
root # cd /usr/local/src root # wget http://downloads.sourceforge.net/fuse/fuse-2.9.1.tar.gz root # tar zxvf fuse-2.9.1.tar.gz root # cd /usr/local/src/fuse-2.9.1 root # ./configure root # make root # make install
4. S3のマウント
マウントする場所にフォルダを作成し、その場所にS3をストレージとしてマウントします。今回は/mnt/s3にマウントします。
まずは、/etc/passwd-s3fsというファイルを作成し、アクセスキー:シークレットキーと中身を記述します。
{access key}:{secret key}アクセスキーとシークレットキーはAWSの管理画面から取得出来ます。
次に、S3をマウントしていきます。
root # cd /mnt root # mkdir s3 root # modprobe fuse root # s3fs {S3のストレージ名} /mnt/s3 -o default_acl=public-read
最後に確認すると、
root # df -h Filesystem Size Used Avail Use% マウント位置 /dev/xvda2 5.0G 3.6G 1.1G 77% / tmpfs 296M 0 296M 0% /dev/shm /dev/xvda1 107M 39M 63M 38% /mnt/boot s3fs 256T 0 256T 0% /mnt/s3一番下にS3がマウントされている事が分かります。
lsコマンド等でS3へアクセスするとレスポンスが非常に重いです。
プログラムから画像等のファイルを出し入れするのに使うのが良いでしょう。
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